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正義は白い服、悪者は黒い服。
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リベリオン -反逆者-

映画の多くは至るところに心理学の応用が使われている。例えばこの映画「反逆者」(原題 Equilibrium)では白い服を着たり、黒い服を着たりしている。白い服は善玉の象徴で、黒い服は悪玉の象徴だ、という一般的な心理を使うことにより、観客は意識しなくてもストーリーに引き込まれていってしまう。

白は一般的に善玉の象徴、と書いたが、これは本当だろうか?というのをこの研究者は調べた。その結果、白や明るさというのは良い意味の言葉との繋がりが強く、黒や暗さというのは悪い意味の言葉との繋がりが強かった。

50の良い意味の言葉(例えばgentle優しい)と、50の悪い意味の言葉(例えばdevil悪魔)を一つ一つ順番に、白か黒で表示した。169人の被験者はその単語の意味を判断し2つのうちの1つのキーを押した:悪い意味は「1」キー、良い意味は「9」キー。そしてその反応速度と正確さを調べた。実験的にはこの記事の「潜在的な連想の試験」と同じだな。

その結果、良い意味の言葉と白の関連が強く、また悪い意味の言葉と黒の関連が強かった。

これは当然の結果だよな。聖書とか映画で繰り返し明るさや白を正義の印として聞かされてくれば、そういう認識が脳に作られるよな。この論文によると、スター・ウォーズ、オズの魔法使いなどがこの隠喩法を使っているそうだ。

僕の興味は、それが聖書などの文化から来るものなのか、それとも西欧文化以外でも通じる人間の生来の反応なのか、という点だ。だれか未開のアフリカとかに行って実験してくれないかな。

ところでこの論文ではヴェイランス(valence)という単語が使われている。よく見る単語なんだけど未だに意味がよく分からないんだよね、恥ずかしながら。こんな風に使われてます。
Valence (positive or negative) x Color (white or black). とか
The Valence of the words and the brightness of the letters were varied orthogonally.
この「valence」は「意味」とかって覚えておけば良いですか?辞書(英日、英英)にはこの訳は載ってないけど。

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元の論文:Brian P. Meier, Michael D. Robinson, and Gerald l. Clore. (2004) Why good guys wear white. Psychological Science. vol.15(2). p.82.

検索キーワード:心理学、認知心理学、感情、affect, ストループ効果、stroop effect,
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