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バナー広告見えない現象
バナー広告は無視されやすい。心理学ではこの現象を「バナー広告見えない現象」(banner blindness)という。

バナー広告とはウェブ上の広告で、例えばサンスポのホームページなどの大きなスペースに表示される広告などの総称だ。これだけ大きな公告ではあるが、それが人目に付きやすいとは一概に言えないようだ。

この研究者はバナー広告のように大きなスペースをとって大きな文字で書かれているものがどのくらい無視されるかを調べた。20代と30代の6人の被験者に協力してもらった。下記のようなホテルのウェブで、24の情報を調べる。例えばホテルの電子メール・アドレスを調べるなど。24の情報のうち、20の情報は青い文字をクリックすれば目的にたどり着ける。残りの4つの情報は赤い四角の中の文字をクリックしなければ目的の情報にたどり着けなかった。

20051010032824.jpg


結果、青文字から情報へ行くのの成功率は94%だったのに対し、赤い四角から情報へ行く方の成功率はたったの58%だった。被験者の数名は赤い四角の中の文字を全く読みもせず、情報の獲得に失敗していた。

この例は、赤い巨大な四角の中の大きな文字は見過ごされやすいことを示している。この現象はこの特定の状況に限らず、巨大な文字では往々に起こることらしい。他の色にするなど、条件を変えても。

これをバナー広告に見立てて、バナー広告は無視されやすい、というのが結論だ。この研究者は、大きい文字などは大概が広告だ、ということを人は学習してしまっているので無視するのが一つの要因だとしている。こういった学習的な無視の他にも、大きい文字が無視されやすい特性があるのかもしれないとしている。

大き過ぎる物って目に入らないよな。僕の体験では、ソフトウェアをどのサイズでインストールかを選ぶ時などのでっかいボタン(下の画像みたいの)が最初は見つけられなかったよ。ボタンが大き過ぎる。あと文字もクリックができるようにしてくれれば良いのに。この辺はメンタル・モデルを考慮するのが大事だな。
customtypical.jpg


あとウェブ上の広告の場合は、母数(見る人の数)が大きいんで、半数くらいが広告に気付かなくても、それでも宣伝効果は十分に大きい。ウェブの広告に関しては、今後、その宣伝効果、ポップ・アップ広告、フローティング広告(記事上に埋め込まれた広告)、それらをアニメーションにした時の効果などを紹介していくつもりです。

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元の記事:Banner Blindness: Web Searchers Often Miss "Obvious" Links

検索キーワード:心理学、認知心理学、ウェブ・デザイン心理学、ウェブ心理学、ソフトウェア心理学、Jan Panero Benway, David M. Lane , Rice University、pop-up ad, banner ad, floating ad, advertisement,

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