
車を運転中に携帯電話で話すと事故を起こす確率が4倍あがる。これは携帯を手に持っていても、ハンズフリーで手に持たないでもほぼ同じ事故の危険確率だった。
西オーストラリアに住む特定の人450人にアンケートを行った。この特定のアンケート協力者は、車の所有者で、携帯の持ち主で、過去に車の事故を起こしたことのある人。このアンケートの方法がとても使いやすい理由は、携帯を使用すると通話履歴が分単位で残るので、車の事故と携帯の使用との関係を見つけやすいからだ。
この結果、携帯を使用していないときに比べて、携帯使用中は事故を起こす確率が4.1倍だった。細かく見ると、手に持つタイプの携帯では4.9倍も事故を起こしやすく、手に持たずに使えるタイプの携帯でも3.9倍だった。なので2者間は大差はないが、どちらも携帯を使わない場合に比べて事故を起こしやすかった。
現在、手に持つタイプの携帯電話だけを運転中に禁止している国や地域は多い。その地域は、EU(ヨーロッパ共同体)、オーストラリア、それと一部のアメリカやカナダの州。この実験結果は以前から出ている実験結果と一致するので、信頼性が高い。これらの地域は法律の書き直しを検討することになるだろう。
元のニュース:
University of Sydney "Hands-free car phones no safer"
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