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酒税を上げることで酒の消費を制御
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酒の消費を抑えるには、地域全体の酒の価格を上げることが一番効果的だという。

現在、先進国で飲まれている酒(アルコール全般)の量は明らかに多過ぎる、と言うのがこの記事の論調だ。少量の酒は社会的に認められているが、多くの人は社交的を通り越して、飲み過ぎているという。例えばアメリカでは一年間にアルコールの関わる交通事故で1万5千人が死亡している(2002年)。

そこである研究者はどうやったら酒量が減らせるかを調べた。この研究者は32通りの酒購入を抑止する方法を比較した。この32通りの方法は、例えば、酒の価格(税金)を上げること、学校で酒の害を教育すること、酒の広告の規制をすること、酒の販売時間を規制すること、酔払い運転の基準を厳しくすること、酒の販売店の数を減らすこと、あと記事には書いていないけれど酔払い運転の罰則を厳しくすること等もだろう。

その結果、酒の価格を上げることが最も酒の消費量を減らすのに効果を示した。そして政権にこれを具申した。しかし英国のトニー・ブレア政権はこれを実行することを拒否。その理由として、酒のニーズ(要求)はこういった手法で制御するには複雑すぎるためとした。この研究者たちは今後、別の手法で酒量を減らすことを模索することになる。

広告とか教育とかそういう心理的な攻め方では効果が薄く、結局は買えるほど安いかどうかという商業的なことになってしまうんだな。心理学を学んでいるものとしては寂しい。

さて、酒に悪い側面があるのは認めるけれど、飲む人全てが悪いわけではない。楽しい方向に酒を使える人もいる。なんで全面的に酒を否定したり、飲む人全員を対象とするような政策は受け入れにくそうだな。その点を考慮した提案にすれば、もう少し政権に受け入れられやすくなるかもね。

元の記事:New Scientist. 21 August 2004.

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