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成人後からでも外国語の音を聞き分けられる
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このニュースによると、大人になってからでも外国語の紛らわしい発音を聞き分けるように訓練することが可能だったという。

この研究者は日本人63人を使ってLとRの音の区別の訓練を行った。日本人なら体験から知っているように、僕らにとってはLとRの発音は聞き分けづらい。このニュースでは18%の成績向上が見られて、それはつまり例えば正答率60%→78%のような効果だそうだ。

うーん、まず、%の使い方が紛らわしい。18%向上と言ったら60%x1.18=70.8%だよな。NHKとかでは「18ポイント伸びる」とか表現するんだよね。英語でも科学的な文献だと「improve 18 percentage points」とか書いてある場合が多い。

ニュースでは「成人後の外国語聞き分けの難しさは経験から来るものだ。母国語に関係のない音を無視することにより、重要な音に意識を集中させられる。」と書いてある。それならこの研究は、母国語には関係のない音にいかに注意を払えるようにする訓練かと思いきや、ニュースを読む限りではどうやら単に英語を聞かせるだけの訓練のようだ。

これはあまり実りのない研究に見えるな。肝心な部分が研究されていないように見える。僕が思う重要な点はここだ。今まで無視してきた音でも外国語では重要な音がある。そこにいかに注意を向けられるかが訓練のポイントだろう。外国語に曝すだけで、その注意向けは各自で汲み取ってください、というのでは片手落ちだろう。音声学の研究者のようだからもともと注意喚起とかは範疇じゃないのかな。

金(スポンサー)があればそういう訓練プログラムを作りたいなぁ。

元のニュース:Medical News Today: Adults can be retrained to learn second languages more easily, says UCL scientist

関連する過去の記事:英語学習法の検証 ATR

検索キーワード:心理学 言語心理学 認知心理学 第2言語 英語 日本語 Paul Iverson University College London Valerie Hazan Phonetics and Linguistics plasticity in speech perception 2005 human communication
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