しんりの手 fc2
心理学のニュースを紹介。心理学をビジネスに活かす相談を受け付けています。
Google  
Web | しんりの手 fc2 | しんりの手 アメブロ |
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
BGM音量大で消費を煽る
飲み屋での音楽の音量を大きくしたところ、客の飲む量が著しく増加したという。
barpatrons.jpg

以前から音楽とその視聴者の行動の関係は研究されてきていた。今回の研究者が例に取っているものだと、まずはテンポ(音楽の速さ)。

遅い音楽(テンポ60-73)と速い音楽(テンポ93-110)での消費者の行動の変化が確認されている。遅い音楽だとスーパーマーケットの客はあまり店内を歩き回らなくなった。しかし買う量は増えた。

レストランでも、遅い音楽は客を長居させるものの、客単価の売上は伸びた。レストランでの遅い音楽は飲み物の売上も伸びたし、食べ物の売上も伸びた。

他に音量の実験だと、スーパーマーケットでの音楽の音量が大きかった場合、客は著しく短い時間しか買い物をしなかった。しかし買う量は音楽の音量が普通の時と同じだった。

こういった過去の心理学実験を踏まえて、今回の研究者は音楽の音量とバーの客の飲む量の関係を調べた。

大きな音量(88db)と小さな音量(72db)を比べた場合、大きな音量の時の方が飲む量が著しく多かった。大きな音量で一人平均3.7杯に対して、小さな音量で2.6杯の飲み物が消費された。この効果は男でも女でも都会でも田舎でも確認された。

この研究者はこの結果を覚醒仮説(arousal hypothesis)として説明している。つまり不快になる手前の強い刺激は人間をより活動的にさせ、消費意欲などを喚起する、とのこと。例えば速いテンポの音楽が一分間当たりの咀嚼回数を増やすように。

この結果は面白いね。こういう直接的に役に立つ研究は大好き。これはフランスでの実験だな。フランスは知らないけど、アメリカとかのバーでは立ってテーブルを囲んだり、店中を歩き回りながら知らない人と気軽に話すんで、音楽の音量が大きくても特に問題はないんだよね。日本では話し込む呑み人たちが多い気がするんで、音量が大きいと次回訪問に繋がらないかもね。

元の論文:Nicolas Gueguen, Le Guellec Helene & Celine Jacob (2004). Sound level of background music and alcohol consumption: An empirical evaluation. Perceptual and Motor Skills, 99, 34-38.

検索キーワード:心理学 音楽心理学 消費者心理学 ビジネス心理学 居酒屋 酔っぱらい 呑み 酒量 ビール BGM 背景音楽 店内音楽 サブリミナル 無意識 意識下 subliminal unconscious
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://psychnote.blog11.fc2.com/tb.php/42-7a99e4b7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

ブログ(blog)ならFC2
アクセスカウンター Total
アクセスカウンター Today
アクセスカウンター Yesterday
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。