
耳の温度を測ることで右脳と左脳のどちらが活動しているかが分かるという。
通常、脳の活動を知るにはMRI(磁気共鳴影像法)の高価な設備が必要だ。しかしこの研究者の述べるところによると、脳の活動は耳の温度に現れるという。これを使い、右脳と左脳の活動の違いだけなら安く、しかも簡易に測れるという。
説明によると、脳が活動するにはより血液が必要だ。そのために新しくより冷たい血液が耳の付近を通って脳に入ってくる。従って、耳の温度が冷たくなれば、その耳の側の脳が活動していることが分かるという。
でも、この需要ってあるんだろうか?心理学に限らず、もう右脳と左脳だけの違いを見るって研究方法は取られてないよな。もっと細かいことまで観察できるMRIが必要な研究ばかりだ。視覚の研究とかで使うのかな。まぁ一応、存在だけは覚えておこう。
元のニュース:Sydney Morning Herald: What a brainy idea: a thinking cap
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