
マウスの嗅覚の細胞は生後14~28日に刺激を受けないと死んでしまったという。
臨界期というのはよく知られている。例えば第2言語(日本人にとっては英語)は20歳前に練習しないとネイティブ並にはなりにくい。絶対音感は10歳前に訓練しないと身に付かない、などなど。
この臨界期が細胞単位で見つかった初めての例だという。マウスの嗅覚を伝える神経細胞が特定の時期に刺激を受けないと活性されずに、成長もせずそのまま死んでしまったという。
この研究者はこれが移植手術後のリハビリに応用されることを期待している。移植された細胞にも臨界期というのがあるとすれば、特定の時期に刺激を与えれば移植もより根付くかもしれない。
とても将来性のありそうな研究だね。もっと他の感覚でも研究されて、臨界期に合った子育て方法ができていくと効率的かと思うよ。
元のニュース(日本語!):毎日新聞:生存率、“刺激”が左右 神経移植後の治療に有効--東大研究グループが発見
このニュースはポピュラー・サイエンス・ノードで知りました。ここはよく情報集めてるなぁ。
検索キーワード:心理学、critical period, 発達心理学、語学、第二言語、言語心理学、
絶対音感についてはピアノの先生曰く、3歳までには訓練を開始させなければダメだそうで、また、その能力は10歳ですでにピークを向かえるそうです。
近頃の子供達は早くから色々とお稽古事に通ってて忙しいですよ。
この臨界期を認識し、うまく利用できれば、子供の能力をタイミング良く最大限に引き出せることができるでしょうね。
第二言語は20歳までかあ・・・
いま、必死になってラジオ英会話講座なんて聴いている私にはちょっと悲しいテーマでした・・・
自分もアメリカの大学に来る前はNHKのラジオ英会話に苦戦していたなぁ。
やる気が出てきましたよ~^^←単純
7月後半から約1ヶ月間カナダに滞在する予定です。
この機会を利用してリスニングとスピーキングを頑張ってみます!!
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