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識字障害はノイズが邪魔
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識字障害(dyslexia)とはつまり文字を読むのに難があること。トム・クルーズ(写真)も識字障害があると言われている。どうやって台本を読んだり台詞を覚えるんだろうね。

識字障害のメカニズムは従来、文字を素早く認識するのに障害があるために文字を読めないと言われてきた。しかしこの研究によると、文字を読みやすい環境下では識字障害者も視覚認識を滞りなく行えたと言う。

文字を読みやすい環境とは①視覚ノイズが無い(文字だけが表示される)、それと②明暗感度がハッキリしている(過去記事参照)。

上記の条件の整った文字を読みやすい環境下で、ある視覚パターンを認識する実験を行った。すると、文字認識の成績は識字障害者も健常者も同じ成績であった。対照的に、文字が読みにくい環境(つまり視覚ノイズがあって文字が際立っていない環境)では識字障害が表面化して、識字障害者は視覚パターンを認識する成績が悪かった。

このことからこの研究者は識字障害の理由を、視覚ノイズを無視できないからだ、としている。

こういう研究は大好き。障害やハンディキャップの原因を解明して、それにより克服法を示唆している。つまり読みやすい環境を整えれば識字障害があっても普通に読める可能性がある。例えばRSVP(高速連続表示法RAPID SERIAL VISUAL PRESENTATION:つまりコンピューター上で文を読む際に、一単語ずつを高速で順番に表示する読み方)とかなら視覚ノイズの要素が少ないので読みやすいかもしれない。楽しみな研究分野です。

元のニュース:Anne Sperling (University of South California)
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