
アメリカ人はベジタリアン(菜食主義者)が多い。その中でもビーガンという極端な菜食主義者がいる。ベーガンと言うのは素材から全てが植物系しか食べない人。原料100%菜食主義者とでも言おうか。チーズや牛乳は動物から取れるので食べない。彼等に言わせると乳を絞る時に牛に痛みを負わせる。そんな食品はいただけない、と言う。この根拠は食物連鎖を否定してないか?
という僕の個人的意見をよそに、実は動物の傷みって意外と重要視されているみたいだな。昨日のニュースによると、ヨーロッパでは食品のラベルに「動物安楽商品」(animal welfare)などと書かれているらしい。これの意味するところは動物の健康、動物の気持ちなどを配慮している商品だそうだ。
こういった食品のラベルの研究者に言わせると、こんにち、食品の質を決めるのはその内容や安全性などの他に、その食品がどうやって動物から搾取されたかを示すラベルによるのだ、とのこと。
動物の傷みとか、それに配慮したくなる人間の心理とか、いろいろ心理学が絡んでくる分野ですな。今後関連記事があったら報告していきます。
元のニュース:Science Daily
研究者:Jonathan Murdoch and Emma Roe (Cardiff University)
知りませんでした。
乳搾りの間は苦痛の泣き声でモーモーうるさいでしょうね。
自然に落ちた実のみしか食べない菜食主義者もいるという話を聞いたことあります。
植物も痛みを感じるからだそうです。
みんながそんな気持ちを持っていたら戦争なんて決して起こらないでしょうね。
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